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ADHDを乗り越えろ

ADHDと診断された40歳おじさんがによる、ADHDの分析と対策の数々

僕のADD(注意欠陥障害)の症状:こども時代編

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大人になってからのADD/ADHDの症状を先日は記載しましたが、今回はそんな人物が、子供時代はどのような症状があったのか、振り返ってみたいと思います。

もちろん、当時はADD/ADHD発達障害という言葉はなかったですし、私がそれに該当するとは、両親も知らなかったと思います。

ADD/ADHDのお子様を持つお父さん・お母さん達の参考になれば幸いです。

僕の子供時代の症状の特徴

私の場合、症状は大きく以下の3つに分類できると思っています

  • 整理整頓ができない:忘れ物、失くし物が多い
  • 集中力に欠ける: 授業や作業に飽きてぼーっとする、
  • 運動が苦手: 体育はもとより、手先を使う図工・音楽・家庭科等が苦手

もちろん、上記の傾向は、相互に連関しているはずです。例えば「先生の話に集中できないので忘れ物をする」「感覚を研ぎ澄ましていないので、運動ができない」等…

以下では、通知表と記憶を頼りに、具体的な状況をお示しします。

通知表での表現

まず、客観的な資料として小学校時代の通知表を頼りに振り返ってみたいと思います

「学習の記録」欄

国語・算数・理科・社会

全般的に平均~良いの水準を維持していました

  • 低学年時は(帰国子女であったため)文字が読めない、言葉が若干不自由だったこともあり、少し遅れていました
  • 中学年~高学年では、成績は良好でした。本が好きだったことや、高学年から塾に通ったことも要因だと思います
音楽、図工、体育、家庭科

全般的に平均以下のレベルでした

  • 特に運動と音楽はだめでした
  • 図工については、工作は苦手でしたが、絵を描くのは好きで、評価されてとても自信になったことを覚えています

「行動および性格の記録」欄

下記の項目では、ほぼ全学年にわたって、最低評価(3段階中)が続いていました 

  • 整理・整頓
  • 基本的な生活習慣
  • 根気強さ

記憶に残っているのは、学校での自分の机が汚かったこと。プリント類を机の中に大量に押し込んでいて、席替えの時や期末のときに取り出すのが恥ずかしかったことを覚えています

先生からのコメント欄

先生もよく見ているんですね。同じようなことが繰り返し書かれています。コメントを抜粋します

低学年時:
  • 助言しながら(作業を)させると実に良くできるが、ちょっと目を放すと、何をどうしていいか戸惑っています
  • 毎朝歌う歌の歌詞が覚えられないこと、毎朝吹くハーモニカの曲が吹けるようにならないのは不思議です
中学年時:
  • 理解力があるが、集中力に欠けていて、最後まで思考を深めることができません
  • 根気強さにかけ、作業が雑です
  • ちょっと複雑になると投げてぼーっとしていることが多いです。本気で取り組まないとこのままで停滞しそうです
  • 勉強への取り掛かりは、最初のうちはとても良いのですが、長続きしません
高学年時:
  • 身の回りの整理整頓ができていません
  • 知識や理解力はついているが、精神的に幼く集中力に欠けるのが残念です
  • 身の回りの整理整頓が出来ず、常に落とし物になっています
  • 学用品の忘れ物が目立ちました
  • 休み明けはたいへん疲れており、集中のなさも気になりました

記憶の中での症状

通知表に記載されていないことで、私が覚えていることを挙げてみたいと思います。

  • 朝が苦手。週末などは、朝かなり遅くまで寝ていた
  • 小学校四年生頃まで夜尿症があった
  • 絵画の授業は好きだったが、授業の途中で飽きるのか、筆洗バケツに絵具を混ぜて様々な色水を作る作業に夢中になっていた
  • 絵具のパレットは、洗わずにしまっていたのか、カビだらけ、絵具が垂れてぐちゃぐちゃということがあった
  • 上述のように、机の中は、プリント類をぎゅうぎゅうに詰め込んでいた
  • 本が好きで、本屋さんで何時間も立ち読みし、何冊か読み終わるまでずっといた
  • 車酔いがあり、バス遠足などでは毎回酔った
  • 少しぽっちゃり気味の体格だった

また、中高生以降では、以下のような特徴があった気がします

  • 集団行動が苦手。合宿、修学旅行、運動会、遠足といったものが苦手で、社会人になってからもあまり行きたくない。(参加したら参加したで、何とかなる)
  • 食後は眠くなる。大学受験時も、昼食を摂るとテスト中でも睡魔が襲うため、ごく少量のみを食べることにしていた

振り返ってみて思うこと

過去を振り返ってみると、いくつか「こうすればよかった」「こうしたのが良かった」と思うことがあります。私は専門家ではないのですが、同様の症状のお子様を持つ親御さんの参考になればと思います。

子供を責めない

「なぜ、ちゃんとできないの?」と子供を責めないでください。本人にも分からないのだと思います。

また、気合や頑張りに期待しないでください。そういう種類の問題じゃないのだと理解してください。

環境づくり・仕組みづくりを手伝う

まず、自分の子供が何を苦手としているかをきちんと把握・理解して下さい。

本人に聞いても、本人は「きちんとした状態」が何かわからないので、親が一緒に考えてあげることが大事です。その上で、苦手な状況を克服できるような仕組みを構築してください

  • 忘れ物が多いなら、チェックリストを用意する
  • チェックリストを確認するルーティーンを日常に入れる
  • 教科毎に持ち物をパッケージ化する、等…

いずれも、気合や頑張りに期待するのではなく、その手続きを経ないと物事が進まないような仕組みを考える必要があります(極力、楽しい感じに)

好きなことを存分にやらせる

ADD/ADHDの強みは、没頭した時の爆発力です。私も、本が好きで寝る間を惜しんで本を読み続けました。そのおかげで、そういうのを見つけてあげてください。

  • 本が好きなら、本をたくさん与える
  • コンピューターでも、漫画でも、アニメでも同様
  • おもちゃでの遊びでも同様

一方で、自分で区切りをつけさせる習慣もつけさせる必要がありそうです。集中していると、何も聞こえない・見えない状態になるので、事前にルールを決めたうえで、時間になったら終了させるなどがあるといいかなと思います。

没頭できる仕組みづくり

本人が、どのような状況だと没頭するスイッチが入るのかを研究することも重要です。

私の場合、

  • 比較的短時間で自分の作業が進捗・ステップアップしているというフィードバックがあること
  • 進捗に比例して、次々と新しい事象が展開していく状況

などで、没頭する傾向があると感じています。

あまり長期な目標だけで気合と根性に頼るのではなく、勉強、習い事等の作業プロセスを丁寧に細切れにして、自分の進捗・成長が常時フィードバックされている感じを作り出してあげてください

身体を動かす

スポーツは、自分がやっていればよかったと思う最大のポイントです。大人になってみて感じるのですが、身体を動かすことで、

  • 脳をはじめ身体全体に血がめぐって、感覚が冴える
  • 集中力を養う
  • 身体のコントロール能力を培う
  • チームメンバーとのコミュニケーション能力を養う

といった効果を期待できます。

小学校でやらないと、中学・高校でも運動をせず、大学でも中途半端になり、社会人になっても、スポーツをする機会が遠のいてしまいます。

最後に

以前も書きましたが、振り返ってみると、結構心配な症状が出ていたんですね。

でも、必ずしも、「ほかの子と同じ」であることが、「本人が幸せになること」ではないですし、将来成功する要因でもないと思っています。

最低限の適応力をつけてあげて、そのうえで、強みを伸ばしてあげるということが大事なんだと思います。

何事も「差別化」が大事です。その芽を摘むことのないようにしてあげられればなと思います。

 

僕のADD(注意欠陥障害)の症状:大人編

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ここでは、僕が認識する、大人になってからのADD(注意欠陥障害)の症状を詳細に説明します。少し長いですが、ご容赦ください。

脳内のワーキングメモリーが少ないことによるもの

興味がないと集中できず、すぐに気が散る

仕事での作業中などで…

作業中に注意を惹く事象(電話、メール、ニュース等)が入ると、それに意識が移ってしまい、その対応を始め、直前までしていた作業の存在を忘れてしまう

  • 更に、その対応中に、別の注意を惹く事象があると、また更に注意が移ってしまい、中断している作業が溜まっていく
  • 一つの作業を終え、当初の仕事に戻ろうと思っても、そもそも何をしていたのか思い出すのに時間がかかる。当初の作業自体を忘れてしまって、すっぽかしてしまうこともあった
  • 業務終了時、PCを落とすときに初めて、書きかけで中断していた未送信のメールが沢山あることに気づかされる

尚、当初の作業の緊急度が高く、受けた電話やメール等の対応を後回しにしてしまうと、それはそれで、電話やメール対応を忘れてしまうことも…

会話や会議で…

会話や会議中に、気になるキーワードが出てきたり、他のことに気を取られると、会話が頭に入ってこなくなる。そのため、

  • 会話や議論の流れが分からなくなる
  • 言った言わないの議論では、常に自信がない
  • 会話や会議の流れとは別に、自分の頭の中で議論を展開してしまっていることが多く、そのまま発言してしまと、相手からは話が飛躍したように受け止められる

などの問題が発生する

物をよく失くす、忘れる

失くしものは定期的に発生する。携帯、財布、手帳、傘、等々…。特に、以下の状況の時に発生するケースが多い

  • 普段より持ち物が増えるとき(傘が追加、紙袋が追加…)
  • 持ち物が多いとき (荷物が3個以上のとき)
  • 注意が持ち物から別に移ってしまい、そのまま次の行動をするとき(携帯を見ながら席を立つ等)

持ち物だけではなく、依頼も忘れることも

  • 何かのついでとして用事を頼まれると、かなりの確率で、ついでの依頼は忘れる

スケジュール管理が苦手、計画が立てられない

計画が立てられない
  • 丁寧に緻密に設計していこうとすると、途中で飽きてしまう
  • 様々な状況・場面を想定しようとすると、頭がこんがらがってしまう
計画に従った行動ができない
  • 計画があっても、期限に余裕があれば作業を行わない。若しくは、だらだらと作業をしてしまう。
  • 追い込まれないと、良いアイデア・ひらめきが出てこない。
  • 結果、常に締め切り直前で一夜漬けで対応することになる 

突然の予定変更は苦手

突発的な事象への対応余地がない
  • 常に締切直前のギリギリの状態となってしまっているので、突発的な予定・アクシデントへの対応余地がない
  • 突発的な予定・アクシデントに対応する場合、当初の作業は破綻することになる
突然時間が出来た時も困る
  • 突然、予定のキャンセルなどで時間ができた場合、何をすべきか、何をしたいか思いつかず時間を浪費してしまう
  • 一人で予定のない週末があると、何をしようかと考え、半日費やし、結局何もできないということがある

細かい事務作業、書類作業が苦手

銀行書類・行政書類の記入が苦手

多項目を細かく正確に記入する作業は極めて苦手。特に以下の様なケースでは、何度も失敗してしまう

  • 直感的に把握しにくい様式
  • 複雑に場合分けがある
  • 分からない用語が多い
  • 用語が不統一・定義が曖昧
  • 説明が不十分・不正確、等

記入の際、様々な箇所に注意を払い続ける必要がある、ワーキングメモリーがパンクしてしまうのだと理解している

多段階を要する事務作業が苦手

様々な所から文書を取り寄せる必要があったり、手続きに何段階かのステップがある場合は、特に苦手で、

  • 各ステップ毎に、作業を再開させようという気がなかなか起きない
  • 毎回、何がどこまで進捗していて、今後何をすればよいのか分からなくなる
  • そのうち、その手続きの存在を忘れる

と、複合的にADDの弱みを突いてくる

料理本に沿った料理も苦手

不親切な料理本も混乱の要因となる。特に、

  • 「ここで、塩(材料外)を入れる」
  • 「ここで、①で使った茹で汁を入れて…」

という表記があると、大混乱に陥る。

(①に「茹で汁は取っておいてね」って書いておいてよ…涙)

食べ物をよくこぼす

食事中に、飛びはねる可能性に気を配ることができない

 

欲求のコントロールができないことによるもの

なかなか物事に取り掛かれない

必ずやらなければならない事項でも、ギリギリまで手を付けられない

  • 仮に早めに手を付けても気が乗らず、すぐにやらなくてもよいことをして時間を浪費してしまう
  • 一方、いよいよ間に合わないというときに爆発的な効率で作業ができる。また、いいアイデアが生まれる
  • 期限を迎えた際、あと〇時間、あと〇日あれば、もっとクオリティが高いのが出せたのにと悔やむ

一度没頭すると、中断することができない

夜中のゲーム、読書、漫画、インターネットなど、一旦やり始めたら自制的に中断することができない。

  • 仕事があるにも拘わらず、気付いたら明け方だったということも
  • しかし、必ずしもそのゲーム等に強い執着があるわけではなく、次に再開しようと思わないことも多い。そのため、途中で中断した漫画やゲームは多数

朝が弱い・日中も眠い

満足感のあるスッキリした目覚めを、ほぼ経験したことがありません

  • 2度寝、3度寝を繰り返してしまう
  • 睡眠時間的に十分寝ていても、寝起きが悪い
  • 日中も眠い 

結果として、朝は遅刻が多く、間に合ってもぎりぎり駆け込むような生活でしたし、たぶんに睡眠不足もありますが、仮眠を欲することも多くありました

継続的な努力が苦手

  • 「毎日30分勉強する」といった、継続・反復的な行為は、必ず途中で挫折する
  • 仕事であっても、「毎日(もしくは毎週)、時間があるときを見つけて〇〇をする」というルーティーンは後回しにしたうえで、忘れてしまことも 

食べ過ぎてしまう

食欲面でも、依存症的な感覚を持つことがあります、例えば

  • 必ずしも空腹ではない時でも、落ち着かなくなると、冷蔵庫を繰り返し物色する
  • 居酒屋等で、目の前に食事があれば、食べ続けてしまう
  • コンビニで、ついつい不必要なお菓子・食べ物を購入してしまう
  • ガムは、目の前にあれば際限なく手を伸ばし続けてしまう

このため、特に運動不足と新陳代謝が落ちた30代は体重が増え、ぽっちゃり体系になってしまいました。

まとめ

すこし長くなってしまいましたが、上記が私が感じたADD(注意欠陥障害)の症状です。しかし、これらの多くは、現在服用している治療薬(コンサータ)と様々な生活面での仕組みづくりで、コントロールできるようになっています。

まずは、自分の顕著な症状は何か?というのを見つけるのが大事だと思います。

僕のADD(注意欠陥障害)の症状

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ここでは、僕が体感しているADD(注意欠陥障害)の症状をご案内したいと思います。同様の症状をお持ちの方、気になっている方、お子様をお持ちの方などのご参考になればなと思っています。

僕が認識するADD(注意欠陥障害)の症状

必ずしもADD/ADHDの症状ではないとされることも含まれているかもしれませんが、自分の中では、何らかの関係があるのではないかと考えています。大人時代と子供時代に分けて列挙します。

大人になってからの症状

  • なかなか物事に取り掛かれない
  • 興味がないと集中できず、すぐに気が散る
  • 一度没頭すると、中断することができない
  • 物事をよく失くす、忘れる
  • 朝が弱い、日中も眠いことが多い
  • スケジュール管理、計画が立てられない
  • 突然の予定変更は苦手
  • 継続的な努力が苦手
  • 細かい事務作業、書類作業が苦手
  • 食べ物をよくこぼす
  • 食べ過ぎてしまう

詳細は、以下の記事をご確認ください 

adhddays.hatenablog.com

 子供時代の症状

  • 手遊びが多い、集中力がないとの指摘
  • 忘れ物が多い
  • 遅刻が多い、朝が弱い
  • 姿勢が悪い
  • 小学校4年生ごろまで夜尿症があった

これらの諸点については、別記事にて詳細をご説明したいと思います。

各症状の背景にある傾向・要因

上記の各症状は独立して発現しているのではなく、背景にいくつかの共通の要因があるのではと感じています。私の理解では、ざっくり以下の2点にあるのかなと思っています。

この要因別に分けてみると、以下の様な感じかと思います。 

脳内のワーキングメモリが少ない

脳内で、情報をバックグラウンドで保持できる容量が少ないので、①興味が移ったら、その前のものを忘れてしまう、②同時に複数のファクターを並列で検討・分析しなければいけない作業は苦手です。上記の症状では、以下の点が当てはまります。

  • 興味がないと集中できず、すぐに気が散る
  • 物事をよく失くす、忘れる
  • スケジュール管理、計画が立てられない
  • 突然の予定変更は苦手
  • 細かい事務作業、書類作業が苦手
  • 食べ物をよくこぼす

欲求のコントロールができない

悪く言うと「貪る(むさぼる)/耽る(ふける)」という表現が近いかもしれません。だらだらしてしまう、欲求に弱い(食べ続ける、眠り続ける、、)、つい誘惑に負けてしまう、そんな傾向があります。以下の諸点が該当します

  • なかなか物事に取り掛かれない
  • 一度没頭すると、中断することができない
  • 朝が弱い、日中も眠いことが多い
  • 継続的な努力が苦手
  • 食べ過ぎてしまう

ADHDとしての自分を振り返ってみて

冷静に自分を振り返ってみると、なかなかダメな人間ですね、私。。。

  • 友達との待ち合わせに大幅に遅刻しました
  • 大事な書類を電車に置き忘れました
  • いつも三日坊主で、入会金・教材費どぶに捨てました
  • ぽっちゃりデブ気味でした

周りの人には迷惑をかけてました。本当にゴメンナサイ。。

では、不幸な悲惨な半生だったかと言うとそうでもありません。(一般的には)優秀とされる大学を出ることもでき、ハードなビジネスの第一線で活躍出来ています。

もちろん、環境に恵まれたということもありますが、ADD/ADHDの良い面が多く作用したのだと思います。そんな良い「症状」も挙げてみたいと思います。

ADD/ADHDの良い「症状」

私の中で、少なからずADD/ADHDと関連していると考えている症状です。

  • 好奇心が強く、多方面に関心・興味を持つ
  • イデアを出すのが得意

⇒「すぐ気が散る」「継続できない」の裏返しとしての、「多方面への関心」と、その結果、様々な情報が整理されていない故のアイデア創出力。

  • ハマれば(もしくは、追い込まれれば)いい仕事をする

⇒「一度没頭すると、中断できない」が故の、一夜漬けのクオリティの高さ(笑)

  • 前向き・人柄がよい(妻談)

⇒「すぐ忘れちゃう」故の、前向き、楽観的な考え方。

ADD/ADHDの人は、普段、不足気味のワーキングメモリーを補うためにCPU(頭の回転)をフル稼働させているのだと思います。もし不要な、バックグラウンドで八知っているタスクを削減できるのであれば、CPUに余力が生まれるので、ほかの人よりも高いパフォーマンスを発揮できるものだと思っています。

ADD/ADHDもハサミも使いよう

ADD(注意欠陥障害)と診断されて以降、私は「『症状』には二面性があるのであれば、その良い面を引き出す仕組みを作ればいいのではないか?」と考えるようにしています

  • 追い込まれると強いなら、追い込む環境に身を置く
  • 単純作業は誰かに任せて、アイデア創出に近いポジションをする
  • いろんなことに、とりあえず首を突っ込む

ADD/ADHDの症状で失敗が続くと本当に凹みますよね。でも僕は、それは環境が悪いせいだと考えるようにしています。

画一的な作業や横並びの比較は苦手ですが、それは近い将来、AIが代替出来てしまう分野です。逆に人とは異なる強みを持っている、ADD/ADHDの人が強みを発揮できるようになるのだろうと信じています。 

ADHDと診断される

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注意欠陥障害(ADHDの注意欠陥型)と診断されたのは、2016年1月。今から1年ちょっと前のことです。診断に至るまでをお話ししましょう。 

診断に至る背景

診断からさかのぼること半年程度、2chまとめサイトなどで、ADHD発達障害の記事や、再現VTRを時々目にするようになりました。

そこに列挙されている項目が、かなり自分に当てはまることが気になっていました

  • ケアレスミスが多い
  • 忘れ物、失くし物が多い
  • 時間管理が苦手、など

一方、同時に出てくる、貧乏ゆすり、落ち着かない感じ、衝動買いなど、当てはまらない項目もあったため、その時は「まさかねぇ」と思っていました。

 しかし、何度か目にするうちに、気になったので、大人のためのADHDなどの公的なサイトを見てみると、多動性の症状はない、注意欠陥優勢型のADHD(ADD)があるとしり、チェックテストを受けると、かなり当てはまっていました。

adhd.co.jp

 

最終的には、「よくわかる大人のADHD」という本の記述と診断が決め手となりました。この本は、非常に分かりやすく的確に書かれている良書です。 

図解 よくわかる大人のADHD

図解 よくわかる大人のADHD

 

 

心の中では、「このようなテストは、比較的広く引っ掛ける様に作られているんじゃないの?」とも思っていたのですが、試しに妻にやらせてみたところ、全く当てはまりません。

精神科ときくと、ちょっと気が引けたのですが、適切な治療法、治療薬もあると知り、「自分をより正確に理解し、治療を受けることでよりよい生活が送れるなら、その方がいいじゃないか」と考え、病院に行くことにしました。  

診断を受ける

ネットなどで調べると、大人のADHDを診断できるところは限られていて大変だと聞いていましたが、私の場合はかなりスムーズに病院を見つけ、診断に至りました。

役に立ったのは、上述の「大人のためのADHD情報サイト」内の病院検索です。職場に近いところに行ってみました 

adhd.co.jp

 受診に際して準備したのは、ざっくり以下3点です

  • 自分の症状をまとめたメモ
  • 小学校時代の通知表
  • 何が困ってて、どうしたいのかの考え

お医者さんが、資料に目を通し、いくつか問診を受けた結果、「ADHDのうち、多動性のない、注意欠陥障害(ADD)でしょう」と診断されました。

 

ブログ等の事前情報では、

  • DSM-5に基づく検査が行われて、診断結果が出るのが遅い
  • なかなか診断されず、病院をたらいまわしにされる

などとあり、おっかなびっくりでしたが、比較的、分かりやすい症例だったからかもしれません。 

診断の結果

ADDとの診断され、投薬治療を希望した結果、ADHDに用いられる治療薬「ストラテラ」を処方されました。

この後、1週間、最低量からのスケジュールで様子を見ることになります。

ストラテラ」の効果や副作用などについては、別記事として追ってご案内したいと思います。 

ADHDの診断を受けてよかったこと

診断を受けて、何よりも良かったのは、いままでもやもやと悩んでいたことが、非常にすっきり消化できたことでした。

  • なぜ、自分はうっかりミスをしてしまうんだろう
  • なぜ、自分は寝坊をしてしまうんだろう
  • なぜ、自分は計画的に物事を進められないんだろう

いままでずーっと、「自分の努力が足りないからだ」「気合が足りないからだ」と思っていたことが、「人間は一人ひとり脳の働きが違うもの」、「気合や努力の問題じゃないんだ」と思え、自分に合った仕組みを構築すれば、対応できるだろうと考えを変えることができるようになったことです。

それまで、時間管理やモチベーション関連の自己啓発本を買ったりしていましたが、意味がないんです。もともと時間管理がうまい人、やる気に満ち溢れた人が書いた本は神経伝達物質の分泌パターンが違うんです。自分に合わせた設計をするべきだと初めて気が付いた瞬間でした。

 

 

このブログについて

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このブログを書くにあたって

ADHDと診断されて1年と少し経過しました。

振り返ってみると、診断されたことで、自分のことをよりよくわかるようになり、またいろいろな対策を取ることができるようになった気がします。

自分がADHDかも知れないと悩んでいたり、ADHDと診断されて悩んでいたり、お子様がADHDと診断されて悩まれている方々の一助に慣れればとおもって、自分の過去や現在、対策などをご紹介したいと思っています。

 

著者について

40代のADHDのおじさん。

振り返ってみると、小学生の頃から兆候は多々ありました。結果、上手くいかないことも多々あった気がします。

でも、なんだかんだ外資系の金融機関でバリバリ働いてます。

 

免責事項

当ブログに掲載されている情報の正確さについて可能な限り努力をしていますが、その正確性や適切性に問題がある場合、告知無しに情報を変更・削除する事があります。当ブログの情報を用いて行う一切の行為、被った損害・損失に対しては、一切の責任を負いかねます。ご了承ください。

  

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